【就活ってちゃんとやると物凄く楽しい】自己分析のポイントや学生へのアドバイスを届けたい。坂元俊介さん(株式会社STORY CARRER)



こんにちは!

仕事塾の中村です!

今回のインタビューでは、株式会社STORY CARRERの代表取締役を務める坂元俊介さんにお話を伺ってきました!

学生や第二新卒向けのキャリア支援事業を自ら経営者として行っている坂元様のご経験から、キャリアについて、採用について、「なぜミスマッチが起こるのか」「それを防ぐにはどうすればいいのか」詳しく語っていただきました!

・全ての就活生(特に自己分析に悩む人)

・人事をはじめ、採用に関わる社会人、インターン生

は必見です!!


■紹介

坂元俊介さん(株式会社STORY CARRER 代表取締役


プロフィール

・新卒でリクルートに入社

・Web系ベンチャーの社長に感銘を受け、転職

・実家の和菓子屋を継ぎ、その傍ら株式会社STORYにも役員として参画

・現在は、株式会社STORYが分社化して誕生した株式会社STORY CARRERの代表を務める


中村 

本日は貴重な機会をいただきありがとうございます!よろしくお願いします!

坂元さん

よろしくお願いします!

これまでのご経歴についての質問

中村 

坂元様のご経歴を別の記事で拝見して、「リクルートに入社した時は、三年で退社するつもりだった」というコメントを目にしました。

なぜ、そのように考えておられたのですか?

坂元さん

すごく幼くて笑

とりあえず3年働いて実力をつけて独立してやろうと思っていました。

選考の時もそんなふうに言ってましたね。

中村 

選考でも「3年働いて次のステップに行く」というお話をされていたんですね笑

坂元さん

言ってましたね。

当時はそれでO Kな会社だったんで笑

中村 

じゃあ当時は具体的に、キャリア支援事業で独立してやるとかではなくて、「とにかく独立してやる」という考えだったんですね。

坂元さん

そうですね。

キャリア支援の方向性は働く中で定まった感じです!

中村 

ありがとうございます!

経歴についてもう一つお聞きしたと思ったのが「100名のインターン生で構成された組織を運営した」ということを拝見したのですが、、、

坂元さん

これは、STORY CAREERの前身の組織の時の話ですね。

その組織では、キャリア支援事業の他事業である塾事業がメインで、勉強を通して子どもたちに「主体性」や「P D C A サイクルを回す」だったりとか「自律する」ということを身につけてもらうといった活動を行っていました。

そして、その塾事業のなかで「100名のインターン生を雇って事業を進めていた」ということになります。

中村 

なるほど!

100名ものインターン生を確保することは大変だったと思います。なぜアルバイトではなくインターンだったのでしょうか。

坂元さん

最大の理由は「熱量が違う」という点ですね。

アルバイトだと「時給」でお金をもらうということだと思うんですけど、私とその代表は「時間」に対してお金を払う時給の考え方が嫌いで、「価値」に対してお金を払いたいと思っていました。

価値を出さないとお金が生まれないので、アルバイトで働くよりもインターンとして働いた方が、明らかに熱量を感じることが多かったです。

あとは、覚悟の違いですね。

アルバイトだったら「人事やって」とか「財務やって」と言うと抵抗されることもあると思うんですけど、インターンだったらそれがないです。

中村 

なるほど!

どうやって100名も集められていたんですか?

坂元さん

インターン生や役員の人脈を使っての採用と、Facebookで投稿を見て、DMを送るという泥臭い集め方ですね笑

中村 

めちゃくちゃ大変そうです笑

インターン生を採用する際に見ていたポイントなどはありますか?

坂元さん

主体性ですね〜

自発的に行動を起こしてるかどうかを過去の経験から見ていました!

「自分で決めて自分で動いてるか」というポイントですね。 人って、

① チャッカマンみたいに自分で火をつけれて、燃料も切れない人

② ロウソクみたいに誰かに火をつけてもらうことで火がつく人

③ 何をやっても火がつかない人

の3タイプに分かれると思います。 現在、組織としては申し訳ないんですけど、規模的に①のみをインターン生としては集めていて、①は②の子を支援していくという感じで動いています。

中村 

なるほど〜

坂元さん

でも 将来的には③の子たちに対してもアプローチできたらな〜と思ってます。

というよりも「③になる前に止める」というイメージですね笑


自己分析について

中村 

「自分を知る」ための方法として


① 徹底的に行動をする ② 自己分析を通して過去の経験などから探す という二つのアプローチがあると思います。

坂元様は②のアプローチをとられているのかなと思いましたが、①の方法についてはどうお考えですか?


坂元さん

間違いではないと思っていて、ただ「非効率」なんじゃないかと思っています。

限られた時間の中で何も考えず30社に会いに行くよりも、15社に会いに行く時間を使って自分に合っている会社はどこかを考えて、その後に15社会いに行くのでは、自分に合った会社に出会える確率は後者の方が高いと思います。

中村   

行動するのが悪いというわけではなくて、「順番がある」というご認識なんですね。

坂元さん

そうですね!

行動するのはいいことだと思っていて、例えば説明会に行った時でも、「あの会社はワクワクしたけど、この会社は眠くなった」というのがあったとします。

その時に、「なぜあの会社はワクワクしたのか」「なぜこの会社では眠くなったのか」を言語化して絞っていくと、共通項が出てきて、今までの自己分析では見えていない部分が見えてくるので、それは大事ですよっていう話はしてます。

なので「行動しない」は絶対だめですね。

中村 

なるほど、行動からの振り返りの時間を作ることで自己分析のほうにもプラスの効果があるということなんですね!


そんな中で、坂元様が考える「学生にありがちな自己分析の間違い」のようなものはありますか?

坂元さん

一つは「やりたいこと」がないのに見つけようとする人ですね。

「やりたいこと」っていうのは自分が経験したことから得られるものだと思うんですけど、多くの学生は働いた経験がないからそれを大学生のうちから明確にするのは難しいと思うんですよね。

もちろん大学生のうちから、N P Oやインターンなど様々な経験を積んで明確になってる子もいると思います。

でも、問題はそうじゃない子が無理やり「やりたいこと」を見つけた気になってる。何となくで作り上げてる。というのを見ると「めちゃめちゃ間違ってるな〜」と思います。


中村 

他にはあったりされますか?

坂元さん

さっきの話にもつながるところですけど、「インターン20社行った!」みたいな感じで行動することに満足している人ですね〜


中村 

めっちゃ多そうですね笑

坂元さん

行動と振り返りをセットでしていく必要があると思います。


学生へのアドバイス

中村 

納得いくキャリアを掴む学生の特徴として「ガンガン質問する学生」というツイートを拝見しました。「ガンガン質問する」というのは単に質問の量が多いということでしょうか。

坂元さん

「ガンガン」というのは「一つのQに対してAがあって、さらにそこにQが来る」というイメージですね!

だから、一つの答えで質問が終わるのではなく、話を聞いた中で生まれた新たな疑問を深掘りしてくる学生に対して「ガンガン質問する」という表現を使っています。

中村 

「Aにもう一回Qできる力」というのはどうやって身につくのでしょうか。

坂元さん

それができる学生は「聞きたいこと」が明確になってると思います。

これは逆質問でも一緒で、逆質問では自分が気になってるところを深く聞いて行った方がいいと思うんですよ。

例えば、「どんな人と働くか」を大事にしている学生だったら「会社にはどんな人がいるのか」だったりとか「逆にこんな人はいないのか」をめちゃくちゃ事細かく聞いた方がいいと思ってます。


中村 

「何を大事にしてるか」が明確になってるからこそ、そこに引っかかる部分が見つかって質問を重ねやすくなるという感じですね。

だからこそ自己分析が大事になってくるんだろうなと感じました!

坂元さん

かつ人事側の目線で言うと、面接で話す就活の軸と逆質問の内容が紐づいているかはめちゃくちゃ見ますね。

軸のところでは「がむしゃらに働けるところに魅力を感じました!」って言ってるのに、逆質問では「土日って働かれるんですか?」という質問が来ると「そこ気にしてんねや!」ってなります笑


中村 

それはかなりの矛盾ですね笑

他のツイートでは、面接では「地頭」「素直さ」「熱量」が見られていて、それは準備次第で対策ができるとおっしゃっていましたが、具体的にはどのような準備が必要になるのでしょうか。


坂元さん

逆に中村さんが人事だったら、地頭をどんなところで見抜きますか?


中村 

「結論ファースト」や、「話す中身に論理性があるか」を見るのではないかと思います!


坂元さん

まさにそうで、「聞いたことに対してちゃんと答えてるか」とか「質問と回答の粒度があってるか」とかはめっちゃ見ますね。

例えば、「1の粒度の質問に対して5で答えてる」とかがあると、こちらの質問の意図を汲めてないな〜を感じますね。

でも、これって準備次第で何ともなると思いません?


中村 

確かに、、


坂元さん

本当に地頭を見ようとするとI Qテストを選考の途中にするようなことをしないと測れないと思います。

「自分が話すべきことの構造理解」をちゃんとしておくとか、「過去の経験で何をして、何を感じたのか」をきちんと整理しておけば、迷うことなくスラスラ話せると思うんですよ。

だから僕は面接に偏った選考に対してはずっと前から反対してます笑


中村 

そうなんですね笑

坂元さん

素直さや熱量についても同じです。

素直さでは、受け答えや伝え方で素直な態度を取れているか。

助言を受けて課題を乗り越えたエピソードがあれば、それも素直さを裏付けるものとして準備することはできます。

熱量については、「めっちゃ頑張ったんですよ!」っていうよりも「毎日8時間以上コミットするインターンを〇ヶ月やってました」という方が熱量も伝わりやすいですよね。

これも準備ができてないと、すんなり答えられないと思います!

中村 

少し話は変わりますが、「スタンスの醸成」が学生のうちにきちんとできていれば、困難な仕事も乗り切れるという内容のツイートを拝見しました。


社会に出るまでに学生が身につけておくべきスタンスとはどのようなものなのでしょうか。

坂元さん

「スタンス=基礎になる力」だと思っていて、社会人3年目くらいまでに形成されるものだと思っています。

どういうことかというと、「9-18時で仕事をしていればいいという会社」と「平気で24時くらいまで残っている会社」にいるのとでは、そこに3年務めた後に違う会社に行ったとして、後者の方がハードでも乗り切れると思うんですよ。

時間が長ければいいというものでもないと思うんですけど、あくまで例としてはそういった考え方が「スタンスの醸成」の部分にはなりますね。「当たり前の基準をあげる」というイメージです。

中村 

「スタンスの醸成」のためには厳しい環境に自ら身を置くことが大切なのではないかと思います。


坂元さん

ただ、「本当に厳しい環境がその人にとっていいのかどうか」は考えた方がいいと思っていて、

それがめちゃくちゃしんどい子もいると思ってるんですよ。

この前学生とお話しした時も、「成長したいです」という話を聞いたんですけど、「成長したい」と思っていない学生っていませんよね?

大事なのは、「成長したい」っていうのが一番強いのか、他にもっと大きい要素があるのかをしっかり知っておくことだと思います。

中村 

なるほど。

坂元さん 本当に成長したいという思いがあるのであれば、


① 厳しいフィードバックが飛んでくる ② その人が持ってるキャパ以上の仕事が与えられる

③ 自分が今持っている能力では通用しない


というのが揃ってる環境に行くべきだと思います。

でも多分その三つが揃ってると折れてしまう人たちもいると思っていて、それが自分にとって適切なのかどうかはきちんと自分で判断して欲しいと思いますね。


中村 

人によって「いい環境」は違ってくるから、まずは「自分にとってのいい会社」とは何なのかをしっかり明確化しておくことが大事だと感じました。

「自分にとってのいい会社」が明確になった後は、どのようにして企業を探していけば良いのでしょうか。

坂元さん

個人のwill、being、価値観とその大きさによって見るべきポイントは変わってくると思います。

Willがある方、willが割合として強い方で言うと、willってまさに「自分以外の対象に対してどう言う価値提供をしたいのか」ということであり、「こういう人たちにこういうことをやりたい」っていうのがwillだと思うんですよ。

これって、まんま仕事内容なので、「誰にどんな価値を提供してるのか」という仕事内容を見て、すり合わせることによって自分にとってベストな会社が絞れてくると思います。


中村 

Will強いですね笑

坂元さん

Beingは「自分がどうありたいのか」だと思っていて、

具体的な例になるんですけど「自分はどんな人に対しても誠実でありたい」と思ってる人がいて、この誠実っていうのを仕事に落とし込んで考えてもらうときに「お客さんを騙すことやお客さんの期待に応えられないことは誠実じゃないと思います」という答えが返ってきました。


そう考えると、「前課金」の仕事って難しくて、先にお金をもらうビジネスモデルだとどうしても期待に応えられずに支払ってもらった以上の価値を提供できないこともあると思います。

だから、この人のbeingに照らし合わせて仕事を見ていくと、成果報酬だったりとか月額課金制で「期待に応えられなければすぐに切れる」というビジネスモデルであることが望ましいという結論になりました。


中村 

Beingが強い人はビジネスモデルや、社員の姿を見て判断するといいという感じなんですね。

Willやbeingが決まってくると自然と仕事も見つかってくるのではないかと思います。


坂元さん

そうですね〜

価値観とかもこれに付け加わって、「家族を大事にしたい」という価値観があるとすると、「土日完全休み」じゃないと難しいだろうし、

価値観を定めると、制度とかとリンクしますね。


中村 

改めて自己分析をしっかりとすることの重要性を感じました!ありがとうございます!

最後に学生へのメッセージを頂いてもよろしいですか?


坂元さん

就活ってちゃんとやると物凄く楽しいと思ってます。

今、中村さんがインタビューの活動とかやってて、アポとかとるのってめっちゃ大変じゃないですか?

中村 

そうですね。

断られてしまうことも多いです笑

坂元さん

でも就活生って、選考受けてるだけでド偉い社長さんに会えたり、話聞けたりする機会が多くて、フリーパスを持ってる状態なんじゃないかなと思ってます笑

その上で、自己分析をして「そこから何を学びたいのか」が明確になっていると、さらにその出会いが楽しくなるんじゃないかと思います!

中村 

自分も「大学生」を武器にして今後も頑張りたいと思います!

ありがとうございました!


坂元さん

ありがとうございました!

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インタビューを終えて

中村凛之介

就活で気をつけるところから、成長するために必要な考え方まで、大変勉強になるお話を

伺うことができました!

今日のお話を聞いて、たくさん行動するにしても、自分が何を大事にしたいのかが明確になっていないと身につく部分は少なくなってしまうと感じました。

21卒で就活を終了している私も、自分と向き合い考えを整理する時間を作りたいと思います!



■ 坂元俊介さん(株式会社STORY CARRER 代表取締役

・Twitter

https://twitter.com/STORYCAREER1


株式会社STORY CARRER HP

https://storycareer.jp/


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