有効求人倍率は1.08倍に低下した話
こんにちは!仕事塾の塾長、高村です📚
今日は『有効求人倍率』についてまとめていきたいと思います。
就活でも耳にすることは多いのではないでしょうか?
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有効求人倍率とは?
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有効求人倍率とは、
求職者1人に対して、何件の求人があるかを示す指標です。
職を求めている人と、人を求めている企業の割合を表します。
有効求人倍率は
『高い』=企業が働き手を必要としている=雇う余裕もある=好景気、
『低い』=企業が人を欲ししていない=仕事をしたい人が多い=不景気
という風に考えられ、
景気や市場の動向の判断・予測に利用されます。
一応、推移も載せておくと、ここ数年で初めての低水準です。
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就活にどう活かしていくのか
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この有効求人倍率だけ見ると
「企業の採用意欲めちゃくちゃ減ってるじゃん…」
と思いますよね。
ですが、この数字だけを気にしてはいけません。
このグラフがある記事の中に
新規求人は前年同月比28.6%減。
宿泊業・飲食サービス業(44.0%減)、製造業(40.9%減)、
生活関連サービス業・娯楽業(34.5%減)、情報通信業(34.1%減)。
とあります。
ここから皆さんに伝えたいことは、
『具体的にすること』です。
今の時代、情報に溢れているので、
情報に左右されてしまいがちです。
ですが、その情報を具体的に見ていくことで、
より日常に活かせるものになっていきます。
例えば、
・どの業界の採用枠が縮小しているのか?また、それはなぜか?
・どの業界の採用枠が増えているのか?また、それはなぜか?
を見ていく必要があります。
※今日の参考にした資料はこちら:
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-31/QFWQV4T0G1L701
上の例でいくと、
事実:製造業の友人数が減っている
要因:それはなぜか?
→自動車業だとして、コロナで販売が縮小し、
その分、在庫を抱えてしまうようになり、
追加での生産の必要性がなくなり、
工場の稼働が少なくなり、
人手が今までのように必要ではなくなる。
というように、具体的にしていくことが業界研究にもつながります。
様々な情報が溢れていていますが、振り回されないようにするためには
『具体的にしてみる』ということをおススメします。
ぜひ、情報選択の時にはお気を付けください!
では!