【財務スキル】貸借対照表を理解してみる
こんにちは!仕事塾の塾長、高村です📚
今日は18時からの授業でも実施する『財務スキル(B/S編)』の予習コラムです。
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貸借対照表とは?
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貸借対照表とは、事業を行うために「何にお金を投資したのか」、
また「どうやってお金を集めたのか」をまとめた表のことです。
この「何にお金を投資したのか」は、「資金の運用方法」とも言い換えられます。
また、「どうやってお金を集めたのか」は、「資金の調達方法」と言い換えられます。
この図にある通り、
『右から左にかけてお金をどうやって集めて使ったのかがわかる』
というものになります。
負債と資産に分けて見ていきましょう。
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負債を分解する
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『負債』とは、お金を集める手法の中でも
後々に返さないといけないお金のことです。
その返済期限の長短で『流動負債』か『固定負債』に分類されます。
流動負債は1年以内もしくは正常な営業循環内に支払いが必要な負債です。
例えば、買掛金や支払手形、未払金や短期借入金などがあります。
固定負債は1年以内に支払いが必要でない負債です。
例えば、長期借入金や社債などがあります。
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資産を分解する
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『資産』とは、集めたお金をどう運用して現金を増やしていくかを表します。
現金になるスピードが速いものを『流動資産』、
遅いものを『固定資産』と言います。
流動資産は1年以内に現金化する予定の資産です。
例えば、現金や預金のほか、受取手形、売掛金、有価証券、棚卸資産などがあります。
固定資産は1年以内に現金化する予定のない資産です。
例えば、固定資産には、土地や建物、車両運搬具や工具器具備品、投資有価証券などがあります。
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まとめ
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ここまでで『負債』と『資産』にそれぞれ
スピード(1年以内)に返済できるかどうか、現金化できるかどうかで
流動or固定となることがわかりました。
まとめるとB/Sは下記のようになります。
今日の授業では具体的な事例や問題を用いて
よりB/Sを詳しく解説していきますので、
18時からの授業にはご参加いただけたら嬉しいです!
では!