【業界理解】通販業界
おはようございます。
皆さんは『皇潤』や『ドモホルンリンクル 』って知っていますか?
健康サプリや化粧品です。
今日は通販業界について書きたいなと思っています。
人気の『WEBデザイナー』や『WEBマーケティング』の職種採用があるのは通販ですよね。
最近は飲食店なども通販に乗り出して来ています。(一蘭とかね)
ぜひ勉強してみてください。
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通販業界とは
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通販業界とは、小売業のうちの一つで、
コンビニやドラッグストアなどの店舗ではなく、無店舗販売をやる業態。
つまり、メディアを利用して商品を展示し、
メディア経由で消費者から注文を受け、商品を販売する業種です。
2016年9月の時点での正会員数は678社となっており、
その多くが「ネット通販」と「カタログ通販」と「テレビ通販」に分類されています。
<市場規模>
市場規模:6兆5,100億円
∟1位:インターネットPC(22.1%)
∟2位:カタログ(20.4%)
∟3位:リーフレットDM(14.5%)
∟4位:テレビ(11.8%)
労働者数:10,385人
平均年齢:37.2歳
平均勤続年数:8.6年
平均年収:544万円
通販業界の市場規模6兆5,100億円というのは比較的大きい数字で、
鉄道業界や百貨店業界、広告業界と同程度の規模になります。
平均年収は544万円ですが、これは流通業界や小売業界のなかでは結構高いです。
その要因としては、通販業界は運営コストが少くて済むこと、
通販市場が成長を続けていることが挙げられます。
経費を抑えることに特化できていますね。
(地方銀行業界とは大違いなので、地銀はまず経費削減を見習って欲しい。)
<仕事内容>
通販業界の仕事は、
おおまかに「営業」「マーケティング」「開発」に分けることができます。
営業の中には、新規開拓・既存対応の2つ。
マーケティングには、経営企画・商品企画・販売促進企画・WEBマーケティングなどがあります。
開発は、商品開発ですね。超重要ポジションです。
業界を研究するときは、実際に働く仕事内容は何があるのかを把握しましょう。
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今後の課題
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◾︎売上が上がらない問題
∟リピートできない
∟新規開拓ができない
∟販売戦略が弱い
∟商品力が弱い
∟競合が多い
基本的にネット通販が業界のシェアを大きく占めているのですが
それはつまり”参入障壁が低い”ということですよね。
特に大手IT企業とか、エンジニアを抱えている企業は
ECサイト作っていくのはお手の物です。
あとは販売するものを営業かけていけば、
すぐにネット販売を手がけることもできますよね。
そうなってくると、
「あのサプリ欲しい!」とか「あのアイテム欲しい!」ってなったときに
消費者からなんとか一番に『あそこの通販で買おう』って思われないといけないわけです。
そのために、販売戦略や広告戦略を立てるわけですが、、
なんともここが非常に弱い。特に九州。
なぜなら、優秀なWEBマーケティングができる方や、
広告戦略を考える経営企画・販促企画の方がいません。
だからほとんどの企業が九州から外に出れないんだと思います。
さぁこれから通販業界はどうなっていくのでしょうか。
個人的には、販売シェアの取り合いはもう終わって、
『気持ちシェア』の奪い合いになるのではないかと思っています。
つまり、通販会社のDtoCです。
※DtoCとは、ダイレクト トゥ カスタマー の略です。直接購入者に届けるってやつですね。
例えば、あそこで買ったら販売者から
「こういう使い方をするのがオススメですよ^^ 購入ありがとうございます」という
メッセージが届けば嬉しいですよね。
まさにこれが究極の世界で、
「あの会社めっちゃ丁寧だからあの会社で買おう」っていうのが
コールセンターやお電話口の対応の人で決まるわけです。
つまるところ、これから通販企業が採用を強化しないといけないのは
思いやりや優しさの精神を持ったコールセンター員です。
もちろん、教育も大切ですが
戦略立てる人がいないならお客様対応を強化して
リピーターを逃さないようにするしかありません。
その意味で強いのは、ドモホルンリンクルを手がける
再春館製薬所ですね。
あの企業は『いくら売上なさい』というノルマがないんです。
じゃあ評価基準は何かと言うと『応対品質・顧客満足度調査』の2つです。
電話内容を録音されており、
ちゃんとニーズを聞けているか・雑な会話になっていないかをチェックしています。
そしてお客様へ手紙が届き、満足度調査をしているわけです。
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ぜひ、考えてみてください
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世の中もはや『誰が言うか問題』は始まっています。
「あの人が言うから買う・あの人のサービスだからやる・
あの人のコミュニティだから入る」
といったものです。
少しでも信用を貯めていき、将来に転用しやすくしてみてくださいね。
コツは、一日一善です(#^_^#)
では今日も頑張りましょう!
参考:https://www.ebisumart.com/blog/industry/