【GD事例つき】あなたは『議論する力』を持っているか?①
おはようございます。
さて、いきなりですが
『議論がうまい』とは何だと思いますか?
・話す技術がうまい
・聞くことがうまい
こう思う人も多いかと思います。
今日のコラムでは、議論が上手になるポイントや
話す際の注意点についてお伝えしていきます。
(後者は明日!)
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議論が上手になる3つのポイント
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①論破を正だと思わないこと
論破するということは、自分の意見が正しい前提で動くということなので
そもそも会議で集まって議論する必要はありません。
自分の意見を持ってくることは非常に大切ですし、
自分の意見を伝えることも非常に大切ですが、
「自分の意見を突き通そう」と思っている人は要注意です。
それよりも
「この自分の意見に、他人の意見も聞いて、より良い施策を考えよう!」とした方が建設的です。
会議で議論する上で、”論破する”ということ自体が無意味なんです。
まずはこれを覚えておきましょう。
②目的を忘れない
「この議論って、そもそも何のためだっけ?」
となってしまうのが会議でのあるある事故です。
ずれた時や脱線したときには、目的に立ち返りましょう。
そのためにも
『今回の会議では”〇〇”について話し合い、△△という状態を〜〜分で目指します』
という目的とゴールが定まっていると良いですね。
議論は自分の利得のために感情込みで意見を言ってしまうことも多いです。
(だって人間だから)
ただ、そうではなく、全体最適で話を進めるためにも目的を意識しないといけないわけです。
③認識を揃える
最後に、会議で議論する際には『認識』を揃えましょう。
ここでいう認識とは、『論点』です。
(論点とは、目的に沿った”話し合うべきお題”のことです)
そもそも見ている方向や考えるべき課題が違っていたら
良い議論になるはずがないので、説明していきます。
例えば、
「Aさんの就活を成功させるためには?」という目的があったときには
まず”話し合うべき論点”を定めないといけない。
・何をすれば良いかわかっているのかどうか
・分かっていて行動できていないのかどうか
などです。
目的に沿ったお題を立て、
お題に沿った議論をしないといけません。
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GDで活かそう
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せっかくなのでGDでも転用していきましょう。
そもそもGDとは、名前をわかりやすくしているだけで
ビジネスシーンでも良くある『MTG』や『会議』のことです。
なので、議論する力を練習する機会だと思って、励みましょう(#^_^#)
①お題を確認し、議論の目的とゴールを時間まで含めて定める
②目的を常に書いておく
③目的に沿って、何について話し合うか論点を定める
④論点について、各自自分の意見や体験した事実を伝える(意見出しの時間なのでとにかく出す)
⑤出たアイディアを収束させる(目的に最も沿っているものをまとめる)
例えば、『モテる人とは?』というお題があったとき。
①「目的はモテる人の定義を決めることで、発表できる状態まで15分でやります」と伝える
②(ZOOMであれば)メモを出して表示させておく
③「モテる人について」と「モテない人について」を話し合う
④それぞれ意見を出す
⑤「モテる人とは、〇〇な人である」「モテない人とは、△△な人である」と定義づける
といった感じです。
参考になったでしょうか。
明日も継続して議論する力について書いていきますね。
では!